Film × Music

画像、写真、映像の価値観を一言では言い表せれないし、
また写像の価値観について断定はできない。が、
僕にとっての音楽と映像、写像の関係は掛け算、
足し算、引き算のような関係で互いの性質を生かし合い、
相乗効果が生まれる関係だと考えています。

ただ写像は被写体があって初めて成立するものであるが故に
被写体(客観性)に依存するサガから抜け出せない。
※(自分撮り、絵画、描画アニメーションを除く)

そのような意味で写像は「物質的」な表現の側面が強いと

感じています。

それに対し、音楽は作家自身の思考(主観性)から創作され、
自律的であり、自立(独立)的な姿勢で創作されます。
そのような意味で音楽は「精神的」な表現の側面が強いと
感じています。

自然界の音自体が音楽と言う捉え方も出来るかも
しれませんが、それはやはり「自然音」であって
作曲家の思考意識が介入し、加工されたものを
「音楽」と定義付けるなら「自然音」は木製机の「木材」
であり、音楽の素材としてその音をどう活用するかと
「デザイン」することで「音楽」として調和し構成される
ように感じます。

ここでは自然音も音楽も共に素晴らしいものであり、
どちらが優劣であるかを考えることは無意味です。

人が介入しない風や空気の流れ、雨音の自然音が
僕たちの心を十分に癒やし、満たしてくれることを
だれもが知っているからです。