前回で
数十人、数百人規模で人材雇用し続ける
経営者(オーナー)について
少し触れ述べましたが、通常人件費で利益が
圧迫され勝ちな中、その様な状況でも敢えて
人材を雇用し続けるオーナーは
常識的に考えて人材を雇用する事によって利益が
生まれているからこそ人材雇用し続けれるのだと
思えるのです。
この事は傍観の立場で自然な捉え方だと思います。
ただ当の当事者(オーナー)の本当の事情は分かりません。
ひょっとしたら利益は出てはいないが、
何らかの経営哲学に基づいた信念或いは
業種の事情等、様々な要因で人材雇用に
依存せざるを得ない何かがあるのかもしれません。
僕にはその思考は乏しいというより
(この事も事実ではあるが)寧ろ
正確には頼れる人が居ないと言ったところです。
僕の行っている種類の制作は精密さを要する仕事です。
故に人に任せるより機械に頼らざるを得ない内容です。
その様な事情で僕の場合は
数十人、数百人規模で人材雇用し続ける
経営者(オーナー)と違い、
生み出された利益は機材やテクノロジーに投資し、
生産力を増幅させようと試み歩んできた過去現在です。
しかしながら
「人間力」を開拓し頼りに考えていた20~30代、
ある時期は執筆家である友人の助手として取材
(映像撮影、編集をボランティアで)に同行したり、
コラボレーション
(共同出資でなく個々の技術、個性を活かしあった制作)
を通し、人や市場の活性化を試み、ごく数人の歌手や
声優の方と楽曲制作を行っていた時期もありました。
(相手の気持ちもあるので一方的に考えませんが
縁があった方とは機会があればコラボ制作の余地も
回想として過ぎる事もあります。)
ISDNからADSL、光回線と大容量高速伝送時代に突入し、
インターネットの成熟期に入り始め、
2005年辺りにYouTubeが出現した事により、動画配信を
誰でも行える「一個人」にフォーカスシフトが起こり始め、
会社組織や集団でコンテンツを制作する「終焉」を
感じ始めていました。
人に依存し制作する事は随分なリスクでもあります。
制作後に急に連絡が取れず途絶えた歌手の方や
制作に対する指向性や意見の相違など。
楽曲をコンスタントに制作しても
個性的なボーカリスト、アーティストに出会う事は
様々な意味で非常に困難です。
僕自身は個人事業オーナーであると同時に
優秀なクリエイター、事業家などと、
とても胸を張って言える境地に
辿り着いていないのですが(本心です)
止むを得ず頼れる人が居なかったので
孤独に一人で制作作業を行って来たというのが本音です。
その様な経緯があるので
99.99%の制作を一人で行ってきて
今更0.01%の作業を業務委託で
外注するのもどうなのかと考え悩むところです。
分かり合える同士に出会えれば制作の進め方も
変わるのかもしれませんが、
今のところまだ同士に出会えていません。