Economic and industrial activities 02

前回で
数十人、数百人規模で人材雇用し続ける
経営者(オーナー)について
少し触れ述べましたが、通常人件費で利益が
圧迫され勝ちな中、その様な状況でも敢えて
人材を雇用し続けるオーナーは
常識的に考えて人材を雇用する事によって利益が
生まれているからこそ人材雇用し続けれるのだと
思えるのです。
この事は傍観の立場で自然な捉え方だと思います。

ただ当の当事者(オーナー)の本当の事情は分かりません。

ひょっとしたら利益は出てはいないが、
何らかの経営哲学に基づいた信念或いは
業種の事情等、様々な要因で人材雇用に
依存せざるを得ない何かがあるのかもしれません。

僕にはその思考は乏しいというより
(この事も事実ではあるが)寧ろ
正確には頼れる人が居ないと言ったところです。

僕の行っている種類の制作は精密さを要する仕事です。
故に人に任せるより機械に頼らざるを得ない内容です。
その様な事情で僕の場合は
数十人、数百人規模で人材雇用し続ける
経営者(オーナー)と違い、
生み出された利益は機材やテクノロジーに投資し、
生産力を増幅させようと試み歩んできた過去現在です。

しかしながら
「人間力」を開拓し頼りに考えていた20~30代、
ある時期は執筆家である
友人の助手として取材
(映像撮影、編集をボランティアで)に
同行したり、

コラボレーション

(共同出資でなく個々の技術、個性を活かしあった制作)
を通し、人や市場の活性化を試み、ごく数人の歌手や
声優の方と楽曲制作を行っていた時期もありました。
(相手の気持ちもあるので一方的に考えませんが
縁があった方とは機会があればコラボ制作の余地も
回想として過ぎる事もあります。)

ISDNからADSL、光回線と大容量高速伝送時代に突入し、
インターネットの成熟期に入り始め、
2005年辺りにYouTubeが出現した事により、動画配信を
誰でも行える「一個人」にフォーカスシフトが起こり始め、
会社組織や集団でコンテンツを制作する「終焉」を
感じ始めていました。

人に依存し制作する事は随分なリスクでもあります。
制作後に急に連絡が取れず途絶えた歌手の方や
制作に対する指向性や意見の相違など。

楽曲をコンスタントに制作しても
個性的なボーカリスト、アーティストに出会う事は
様々な意味で非常に困難です。

僕自身は個人事業オーナーであると同時に
優秀なクリエイター、事業家などと、
とても胸を張って言える境地に
辿り着いていないのですが(本心です)
止むを得ず頼れる人が居なかったので
孤独に一人で制作作業を行って来たというのが本音です。

その様な経緯があるので
99.99%の制作を一人で行ってきて
今更0.01%の作業を業務委託で
外注するのもどうなのかと考え悩むところです。

分かり合える同士に出会えれば制作の進め方も
変わるのかもしれませんが、
今のところまだ同士に出会えていません。